突然ですがクイズです。「ギタリストが磨くもの」は何でしょう?
あっ! ギターですね。磨いてピッカピカ。
お手入れって大事だと思います。
じゃあヒントをあげるね。「紙やすり」
そうか! ネイル・・・爪を磨くのね。ギタリストが演奏前にやっているの見たことある!
綺麗な音色を出すには爪を整えることがとても重要なんだ。今日はこの話をしますね。
目 次
ギタリストと爪の切っても切れない関係
ギターを始めた頃は何となく指先だけで弾いていた。その頃からいい音を出すには爪が大事とは聞いていたが、入門の頃はそれどころではなく、とにかく音を出すのに精一杯という感じだった。
少しギターに慣れてきたとき、たまたま爪を弦に当てるよう意識して弾いたところ、いつもとは違う澄んだ音が出たのには驚いた。
これなのか?・・・・ギターの本当の音って。
この日から爪を意識するようになった。ただ演奏が安定せず、弦に爪が当たったり当たらなかったりで、なんとも不安定な感じだった。(運がよければいい音がでるといった感じだ)
年1回の発表会への参加を決意したときから音色への関心が高まっていき、爪の形や爪の磨き方の情報もWEBで収集した。
発表会とはいえ、他人に自分の演奏を聞かせるのだからいい音で引きたいと思うのは誰でも同じはず。
使用している爪やすりについて
時期とともにグッズは変わっていく(いろいろ試すので)が、しばらくは以下のグッズを使っていた。
- Magical Nail Polish(100円ショップで購入 )
- すっぴんネイルTUYAKO(現代ギター社で見つけて購入)
- ガラス製爪やすり(Amazonで見つけて購入)
- ギタリスト用最高級サンドペーパー(山野楽器で購入)
トップ画像に写っているものがそうだ。 左から①→④の順です。
俺的(個人的)爪やすりの使い方
4つ紹介した爪やすり商品ですが、個人的にはこういう順番で使っています。
伸びた爪を削っていく段階
すっぴんネイルTUYAKOか、ガラス製爪やすりで削る。
爪の長さと形の調整が主です。あまりに爪が伸びすぎていて、ヤスリだと時間がかかりすぎる場合(1週間以上ほったらかしの時とか)、大雑把に爪切りを使って短くすることもあります。その後、爪の形を整えるのはもちろんヤスリです。
仕上げの段階(爪先に光沢を持たせる)
Magical Nail Polishのグレー面とホワイト面を使う。
グレー面は目の細かいヤスリとなっています。仕上げ用です。番数は不明。
ホワイト面は研磨なしで、爪に光沢を出す時に使います。最後に使う部分です。
(商品名が書いてある面は荒いヤスリになっていますが、私は使いません)
ギター教室の先生に教わった方法
ギター教室の先生に教わった方法を書いておきます。先生は純粋な紙やすりを使用していました。仕上げの時は2000番位の紙やすりを使うそうです。
流石にプロだけあって紙やすりの使い方が実践的です。紙やすりを2つ折りにして、ギターの弦に被せます。
最初は一弦の上です。実際に弦を弾くような動作で紙やすりをこすって爪を磨きます。弦に当たる爪の部分を磨くそうです。
先生のミニコンサートのとき、準備として必ずこれをやるので参考に見ています。4弦の上でも紙やすりを置いて磨くみたいです。たぶん演奏上で爪の当たる部分が違うからだと思います。